カテゴリー: マンガ今昔物語
マンガが好きなの、SFが好きなの? 手塚作品から始まったマンガ漂流
私のマンガ道楽は、1960年から始まった。『僕が「少年サンデー」の購読を始めた時30円やった。小学三年の時や』が私のお定まりの台詞。であるけれど当のサンデー、その年の4月から40円になってたようだから、その直前、2月か3...
昭和34年_サンデー&マガジン誕生す
戦後復興~経済成長に爆進する’60年代が始まろうとする頃、’50年代半ばから続く週刊誌ブームに乗っかった、子供向け週刊誌の発行が複数の出版社で構想されていた。そんなおり出版業界に攻め時の状況が現れる。59~62年、国内製...
残照 貸本漫画時代・あれこれ
太平洋戦争の敗戦から5~6年経過した1950年頃、物資不足・お金不足から少しづつだけど抜けだしかけた日本の、国民の活字文化渇望の事情に合わせるように現れた「貸本屋」さん。当初は一般書籍の古本、文芸書や主婦向け雑誌が中心だ...
まあ、よく読み、よく覚えているもんだ。 月刊少年漫画雑誌の記憶_補章
「月刊少年漫画雑誌の記憶」と題し、子供の頃に読んだ月刊誌のことを書いていたら、3章にもなってしまった。まあ、よく読んでたモンだな~と改めて思った。 Part1でも書いたけれど、本格的にマンガを読み始めたのは1960年、「...
月刊少年漫画誌の記憶_3
「少年画報」は、 1950年(昭和25年)より少年画報社が発行、昭和30年代には「少年」と激しく少年誌の覇を争った名門誌である。 筆者が眼にし、記憶に留めている同誌の代表的連載陣には、福井英一・武内つなよし『赤胴鈴之助』...
月刊少年漫画誌の記憶_2
「少年ブック」は、集英社発行の少年向け月刊誌で、同社が49年以来発行していた「おもしろブック」を改題し、新創刊として1959年に誕生した。還暦以上の人にしかわからない古い例えで恐縮だが、昭和の老舗芸能誌「平凡」とそれに対...