群を抜いてうまかった人 園田光慶・賛 【後編】
園田光慶。とっても不思議なマンガ家さんである――の後編だ。 以前「天才・桑田次郎さん」と題した小文を当サイトに掲載したけれど、その余熱〝桑田次郎〟熱を持ったままネット散策していると、「桑田次郎と園田光慶」という記事がヒッ...
園田光慶。とっても不思議なマンガ家さんである――の後編だ。 以前「天才・桑田次郎さん」と題した小文を当サイトに掲載したけれど、その余熱〝桑田次郎〟熱を持ったままネット散策していると、「桑田次郎と園田光慶」という記事がヒッ...
園田光慶。とっても不思議なマンガ家さんである。1964~5年頃、出会いの作品名は失念したが、作者名「園田光慶」の上に必ず“ありかわ・栄一改め”と付いている、とっても上手い漫画家を知った。 とにかく画がうまい。というか、ポ...
2020年にリリースされた澤村修治・著『日本マンガ全史―「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで―』という新書の内容に、いわゆる「大人漫画」とその系譜の記述がないことを夏目房之介さんのWeb講義を視聴して知った。(※1) 私は、...
1970年、マンガ界に稀代のストーリーテラーが現れた。小池一夫さんだ。(この時は、一雄) 1970年7月『ノスパイフ戦線』(画:西郷紅星・ヤングコミック連載)でデビュー、同年9月には、あの!『子連れ狼』の連載が始まり、以...
当ブログの投稿「巨大山塊、白土三平」のイントロを作文中、__昔々、コアなマンガファン向けの雑誌がふたつ、「ガロ」と「COM」があった。__その「COM」の何号目かに『まんが火山連峰』という記事が掲載された。__作品の傾向...
1965年の春まだき、「少年キング」の定期購読をはじめた私は、まったく新しいアクション漫画と出会い、魅了された。「キング」購読の動機は『サイボーグ009』がきっかけだったけれど、もう一本楽しみな連載に出会えて、まことに嬉...
1967年4月、高校に入学した私を待っていた驚愕の出会い。通学が始まって、2日目か3日目だったろうか、クラスメイトの顔と名前を覚え始めた頃、隣の列辺りに、SSという男子生徒がいることに気づいた。“Y市のSS”、こっ、この...
『サイボーグ009』の「少年キング」での連載が終わって約半年が経過した1966年4月、私は中3に進級した。 今日ではどうだか知らないが、私の時代―昭和40年代の中学校は、新年度が始まる4月、新3年生の中から、生徒会の会長...