私が違和感を抱き、やめてくれ~ッと叫びたくなる定番話法に「…で、よろしかったでしょうか」がある。
定番ゆえに当ブログでも既に書いたつもりだったのだが、いまだに“未”だったことに気がついた。
気づかせてくれたのは職場にかかってきた一本の電話だった。
_△△関係の〇〇会社さんでよろしかったでしょうか
初めての電話で「よろしかったでしょうか」もないもんだと思いつつ、「そうですが」と応答すると
_××なさっている〇〇会社さんと判断して双方にメリットのある繋がりを結べるのではないかとお電話させてもらいましたが、御担当者様でよろしかったでしょうか
と、さらに重ねてきた。
嫌みのつもりで、「よろしかったですけど」と答えると、意に介さず(通じてないのだろうネ)、
_当方は東京の□□区の◎◎社と申しまして、△△関係案件のご紹介を行っております。当社の紹介するクライアント様は、御社にとって有益な…………
と続いた。
結局のところ、業務委託系マッチングサービスの勧誘だったので、いつものようにお断りし、電話を切り、随分と久しぶりだな~この過去形話法、と暫し感慨に浸りました。
「…でよろしかったでしょうか」
コンビニや飲食店などでよく耳にする“バイト敬語”のひとつとしてよ〜く知られているこの云い方、あたり前になって久しいのだろう。一時ほど否定的見解が減り、容認派とでもいうか「この使い方、間違いを指摘される場合もあるので気をつけて使いましょう」てな意見が増えてきたように思う。
今日日(きょうび)、オイラのように目くじらを立てて間違いを言い立てる方が珍しい、うっとうしいジジイということなんだろう。
その昔、上のようなパターンで営業電話をかけてきた人材派遣会社の営業さんに「過去形・完了形で話さんといて」と云った際「どういう意味か教えて」と乞われたので、「…でよろしいですか」か「…でよろしいでしょうか」が通常やん…とかなんとかから始まり、いろいろと喋ったことがあった。
その時は「勉強になりました。これから気をつけます」といって相手は電話を切ったんだけど、今にして思えば、適当にあしらわれていたのかも知れないな〜とか思ったりもする今日の“日本語会話事情”である。

