続 ふるさとの映画館

ふるさとの2館の映画館、そんなに足繁く通える家の子ではなかったが、年に数回は連れて行ってもらっていたように思う。「ラッキィ」での記憶は時代劇が中心で、それも東映作品。錦之助と橋蔵という二大看板スター、加えて二人の御大、市...

ふるさとの映画館

1976年、25歳で転居するまで、私は出生地である柏原市ですごし、暮らした。現代史の区分でいうところの、高度経済成長期(1955年~1973年)にどっぷりと浸かりながらも、好景気の恩恵に浴することの少ない、大阪のベッドタ...